チャレンジわかまつ1年生。[02.若松で開業した理由。]

2017年の5月に神奈川から福岡県北九州市若松区へ移住。
そして、”shirokuma design hut.”を開業してからの1年間、「一般社団法人ワカマツグラシ+Partners.」の業務委託として、若松の街の中に作ったコンテンツや企画、やってきたことをコラム記事として連載していきます。

 

今回の記事は、”若松で開業した理由” 編です。
さて、この記事は以下の内容で書き進めていきたいと思います。

 

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-もくじ-
1. 若松での選択肢
2. 開業をするという選択をするために考えたこと
3. shirokuma design hut.の働き方

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【 1. 若松での選択肢 】

北九州市に移住して、すぐに発生した問題。
それが、自分で開業して仕事をするか、就職するか。

 

選択肢A: 若松で開業して独立する。 
選択肢B: ワカマツグラシ+Partners.の創業を待って就職する。
選択肢C: 夏水組の北九州スタッフとして働く

 

上記の3つの選択肢の中から選択をする必要に迫られた。

 

 

【 2. 開業をするという選択をするために考えたこと 】

先述の選択肢を選ぶ上で、考えたこと。
それは「将来どのように働いているのか」

 

そう、僕の中では、遅かれ早かれ独立しようという気持ちがあったのです。
今なのか、3年後なのか、5年後なのか、数年後なのか。

 

そして、熱海で出している「瓦版nagisA (若松に移住すると決めた理由を参照)」を継続的に出したい気持ちや、大学院時代から不定期でコンペに挑戦しているグループ「4kado design studio (ヨツカドデザインスタジオ)」で動き出す準備をした気持ちなど、フリーランスや個人事業主として、活動している方が動きやすいという思いがあった。

 

そんな風に考えていると、デザインに関わる仕事を覚えることも大事だが、経営や経理といった事務的な部分や、仕事の取り方などを知る・覚える・チャレンジする時間を早い段階で作るのは必要なことなのではないかと考えるようになった。

 

結果、とりあえずワカマツグラシ+Partners.の企画や空間作り、コト作りの業務委託を主な仕事として、徐々に自走を目指すということとして、「shirokuma design hut.」という屋号で開業することにした。

 

 

【 3. shirokuma design hut.の働き方 】

若松の税務署で開業届けを提出して、晴れて個人事業主となり、肩書きが「shirokuma design hut.の代表」となった僕はその後、1年間「ワカマツグラシ+Partners.」の外注、ある意味では“Partners.”の中の1人として、若松という街の中で様々な企画空間づくりコト作りに奔走することになるのだが、“この1年間でやってきたコト”は、この「チャレンジわかまつ 1年生。」のマガジンのコンテンツとして、1つずつ解説しながら書いていきますので、購読して読んでいただけると幸いです。

 

さて、このトピック「shirokuma design hut.の働き方」の本題に戻しましょう!

 

 

— なぜ、”しろくま”なのか?

大学の研究室の先輩がある日突然、「せきめってしろくまっぽいよね〜」という一言を発したことから始まった。
そして、気づいたら先輩たちだけでなく、後輩たち、もちろん同級生にまで浸透した“しろくま”というキャラ。

 

さらに決定付けたのは、同級生が描いたしろくま風の僕の似顔絵。
そこに後輩がいつの間にか書いていた”せきめしろくま”というタイトル。
そうです。
“shirokuma design hut.”のロゴの顔は、その時の似顔絵をデータ化したものなのです。

 

— しろくまの生態と僕の理想の働き方

しろくま。
学術名:ホッキョクグマ
ネコ目 クマ科 クマ属に分類されるホッキョクグマ。

 

彼らホッキョクグマは、流氷水域や海岸などに生息しているのですが、漂流の南下や北上の伴い、北へ南へ移動しているんです。
彼らは、流氷に乗って1日あたり70km、年間1,120kmも移動している例もあるそうです。
さらに、時速6,5kmの速度で約65kmの距離を泳いで移動することもあるのです。

 

僕も、彼らのように移動しながら働いていたいと考えています。
というのも、これまでの建築業界やデザイン業界の仕事というものは、1つ何かを作ったら終わりという、寂しい関わり方がほとんどのように見えています。
僕は、デザインや建築という領域は、様々な状況や情報をまたぐ必要がある仕事だと感じているので、仕事の内容も様々な領域をまたいでいく必要があるというか、またぎたいと考えてます。
なので、空間を作るだけでなく、そこで使われる物、広告など、デザインが関わることを全て一括で請け負う仕事の仕方があるのではないかと。

 

つまり、1つの仕事は継続的に、気持ち的には半永久的に関わらせていただく仕事がしたいのです。
なので、日本全国、さらには世界のどこかで仕事をするとしたら、必然的に動き回ることになります。
そう、まるでホッキョクグマのような働き方。

 

先輩がここまで考えて“しろくまっぽい”と言ったかは定かではないですが、今となってはしっくりくる。
なので、“shirokuma design hut.” という屋号にしました。

 

“hut”という部分にも意味があるのですが、それは読んでくださっているみなさんといつか仕事をご一緒したり、飲みの席などでお話できることを願って出し惜しみしておきます。笑